無我夢中
どこまでも好き。好きさ加減は誰にも負ける気がしない。
好きの対象は何だっていいさ。例え大人が鼻で笑うような
ことでも何かに夢中な姿は美しい。僕はシンセが好きで
カシオトーンの小さなオモチャを夢中で、弾いていた。
あの頃、家に訪ねてくるお客さんはみんなその拙い演奏会
を聴かされたんだ。誰ひとりもその子供が将来音楽の
仕事をするとは思わなかったはず。周りなど気にならない
一途なところは亡き父譲りだ。親父はどうしても入りたい
大学があって勉強しすぎて試験会場で意識を失ったそうだ。
それからまた一年勉強して見事に夢を叶える。本当に
集中力と持続力は呆れるほどの人だった。その性格は
僕の中に今もい息づいている。何をしていても音楽を
描いている。夢の中でさえ。とにかく夢中であれ。
今年もいろいろありがとう。来年ももっといい年になり
ますように。
- 2015.12.31 Thursday
- -
- 20:17
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by YANCY