レコードの中の憧れ
23日、新しくopenした駒沢のM‘s Cantinaのクリスマスライブ、杉真理さんやThe 東南西北の久保田さんや加納さんとご一緒させていただいた。みなさんすばらしい音楽。そして杉さんのバンドでピアノを弾いていたのが大先輩西本明氏。僕が高校生くらいで音楽に夢中になったころ、レコード裏の録音クレジットのキーボードはかならずといっていい程、西本さんの名前だった。佐野元春さんや尾崎豊さんのヒット曲。西本さんの紡いだフレーズはそれらヒット曲の中でその曲になくてはならない印象的なフレーズとなった。今回も西本さんの弾くピアノを聴いていてやはりそのタイミングとフレーズの良さには感動してしまう。まさにつぼを的確に刺激されるような感覚。J-POPにはpopsピアノと簡単にはかたずけられない伝統的な美学や流儀が脈々とある。それは海外の音楽には存在しない日本独自の美学だ。だからこそ海外の音楽をルーツにしてきた僕には羨ましくて仕方がない世界でもある。でも話すと西本さんは僕のピアノにとてもシンパシーを感じるそうだ。どうしても西本さんとピアノduoをしてみたくてその旨を話す。西本さんも是非とお答えいただいた。来年は必ず二人でピアノを並べて弾くと思う。音楽を仕事にするとは思いもしなかった学生が憧れていたミュージシャンと同じ舞台に立つ。音楽の世界も不思議だね。
- 2015.12.26 Saturday
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- by YANCY
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