那須 WORLD RECORDS

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    那須WORLD RECORDSでライブ。

    これから準備。それにしてもいかしてるね。

    このお店。最高にクール。大人のカッコいい遊びかた。KOTEZ&YANCYもこうありたい。さあいいライブにしよう。


    旅のはじまり

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      再開も唐突ですいません。今まで本当にいろいろと旅をして風来坊を気取ってきましたが、新たな旅がまたスタートします。でもどこかへ行くのではなく、夢をつかみとる旅です。そして一つ所に留まり景色の移ろいや風の流れを感じ、その場所で長い時間をかけて音符を紡ぐ旅です。子供の頃、跳び箱の授業で知ったこと、それは飛べるところのみをひたすらイメージすること。少しでも難しいかなと思ったら、絶対に飛べないんだということ。僕は常にそれを忘れずにいたんだ。長い月日がながれた今でも、そしてこれからも。鴨川の素晴らしい眺めの土地に出会って、長い間ここにたどり着くためにいろいろな道を歩いてきたんだと思ったよ。到底飛べない跳び箱かもしれなかったけど、飛ぶところしかイメージしなかった。そしてすべてのイメージ、タイミングがピッタリ合って夢への旅はスタートした。これからしばらくカーペンター兼ミュージシャンだね。これからこのブログで紹介していくのは一風変わった旅です。住処をつくり、ライフスタイルを創るという旅。このブログでそんな旅もありかと思ってもらえたら嬉しいな。僕が経験すること、五感で感じること、体が教えてくれる疲労感と達成感、そういったものが僕の紡ぐ音にどう出てくるのかな?ほんと楽しみです。
       旅のパートナーもみなさんBLOGをされています。どうぞ同時進行でお楽しみください。
      旅の案内役
       長生郡にある日本一素晴らしい(と僕は信じている)工務店 nagaiki-工房さんのページ
      http://pub.ne.jp/nagaiki/
      http://ynagaiki.exblog.jp/
      旅の報告人
       とあるミュージシャンの妻が描く日記
      http://hubbletonagi.blog.fc2.com/

      椿屋四重奏ツアーも終盤線

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        気がつけば椿屋四重奏の全国ツアー、全32本も終盤戦、もう20本以上ライブをやってきたんだね。今回はソールド・アウトする会場も増えたし、みんな集中してがんばってるね。僕もがんばって移動,ライブの日々を過ごしています。今ツアーはいろいろな音色を使うので全体の流れを常に確認しながら集中して弾くように努めています。といって、いつもはボーっと弾いてる訳じゃないですよ。でも集中してないと『レッド・ブルース』や『ロスト・チルドレン』などは実はなかなか難しいのであります。ライブは毎回集中、終わったらうぉーと飲む。これこそが正しいミュージシャンのあり方。と先輩方にはたたきこまれてきたので、その教えはいまもきちっと実践しています。まぁ2軒目とかならいいけど、3軒目とかに行きたがったら日下さん止めてくださいね。
         さて毎回使う機材などはその時必要な音色やスタイルによって変えるんですが、たまには機材の説明でもしときましょう。メインでピアノやクラビ、エレピなどを弾いているのがヤマハのS90XS。ピアノやシンセなどオールマイティに使えて、家での制作にもメインで使っているキーボードです。オルガンはハモンドのXK3C。アコースティックなライブの時はでかくて重いレスリースピーカーでオルガンを鳴らすけど、椿屋みたいなロックバンドではエフェクターのレスリーシュミレーターの方が音が抜けてきます。それとクラビの音やシンセリード、パッドには右側に設置したヤマハのMO6をチョイス。3台でもちょっと部屋っぽいですね。ヤマハARTのバックステージブログにも先日の横浜BAYホールのライブレポートが掲載されていますので、よかったら見てくださいね。(http://yamahaartblog.typepad.jp/)さあ明日は大阪BIG CAT。ここもソールドアウトだそう。椿屋のみんなおめでとう。そうそう東京は先日の日比谷野音が終わってしまいいましたが、26日に中野サンプラザがあります。ここは数年前に初めて僕が椿屋四重奏のサポートキーボードをした彼らとの出会いの場所。あの時は空席も結構あったけど、今回はもうすぐ売り切れるとのこと。う〜ん、なかなか感慨深いですね。迷ってる皆さん、チケット急いだ方がいいですよ。ではまたライブで。

        ツアーな日々

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          皆さんご無沙汰してしまいました。また随分と久しぶりの更新です。椿屋四重奏の全国ツアー全32本始りました。序盤からメンバーも集中していいライブを積み重ねていっています。さて久しぶりなのでちょっとさかのぼってのご報告。今年の夏は庭の空き地に畑を作ったよ。海が近い土地柄、砂の多い土なのでどれくらい野菜ができるのか全く未知だったけど、野菜なんて今まで栽培したことはもちろんないしね。でも相変わらずの思いついたらとまらない勢いで、ネットで完璧なる情報収集をしてから牛ふん、鶏ふん、石灰に油かすなど車一杯に買い込み、鍬一本で庭にて格闘すること3日間、生まれてから今までで最も激しい労働をしたと自覚するぐらいに、毎日トイレとご飯を食べる時間以外はほぼ休憩なしでついに畑完成。もうこのがんばりはもし撮影していたら、感動的な番組ができるかというくらい、途中でなんども挫折しそうになる大変さ。しかーしその努力は夏になって野菜がとれまくった時に報われたよ。僕はけっこう素人料理をするんだけど、ケンタロウさんにでもなったつもりで、庭からとって来た野菜でサラダを作ったり、ハーブもいろいろあるので、パスタを作ったりする時のなんとも言えないこの幸福感、う〜、畑作って本当によかったよ、と家の猫に涙ながらに話しかける始末。そして田舎だけどこの環境にはとても満足だなと実感しています。とにかく静かで海もすぐ側。音楽を作ったり、録音作業などをするのは本来とても疲れることなんだけど、ここに越してからはとても楽しくて捗るんだ。どこにどういう風に住んで、どんなライフスタイルをとるか、今まではそんなこと考えもしなかったけど、ものを作る人間にとってはそれってすごく重要なことなんだなって最近思うよ。そしてそこから生まれてくる音をみんなに届けられたらいいな。YANCYの第2章、がんばるよ。
           そしてみんなにご報告が。すでにネットとかで知っている方も多いと思いますが、結婚しまして
          もうすぐ父親になります。親父にみせてあげられなかったのは残念だけど、きっと僕はその子を親父が僕を育てたように育てるでしょう。そうやって受け継がれていくんだね。僕の音楽がどう変化
          していくのか、変わること変わらない事両方あるだろうけどみんなにもそれを見届けて欲しいな。
          これからも興味があることは何でもTRYするよ。それが僕のスタイル。だって音楽はやってもやってもきりがないし、興味がつきないから。でもきっと僕のこの性格は親父がやりはじめたらとことんやるって人だったからだね。きっと。
           さあ明日は仙台でコンポジット、がんばります。

          ソロツアーから戻りました。

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            いやはや何から話したらいいのか、今回のツアーはすごかったです。本当に楽しかったし沢山の新たな友達ができたし、しばらく会ってなかった仲間達にも会えたし、とにかく来てくれたみんな、サポートしてくれたゆかりちゃん、浦田くん、赤尾君、スス&アズ、POWWOWのムーちゃん、広島フライングキッズのまみさん、福岡古材の森、熊本の凛屋のちかこさん、バトルステージの林田さん、屋久島の三郎さん、ビッグストーンのみなさん、散歩亭の麗さんに、ノマドカフェのりゅうじくんとあきちゃん、樹林のみなさん、ガイドをしてくれたワッシーにもとにかく感謝、感謝。たくさんの出来事が毎日あり過ぎたのでブログにも書ききれません。今回その一部ですが2回、3回に分けてブログに写真を載せておきます。今回のツアーを通じて、やはり自分は旅をするのが大好きなんだと思いました。そして飲んで騒いでみんなと時間を共有するなんて本当に素敵です。数年ぶりにまたまたスナフキンに戻ったような感覚。イギリスブームは何処へやら、タイのカオサンストリートを歩いていた時のように風に吹かれていたい願望が。
             さて1枚目、大阪でライブをしたムーちゃんのお店、POWWOWです。ムーちゃんのところではライブをさせて下さいと数年前からオファーしていたんだけど、なかなか都合が合わず伸び伸びになってたんだけどついに実現。沢山の方にきて頂きほんとにありがとう、みんな。ムーちゃんはミュージシャンとしても素晴らしい人なので、最後に一緒にやろうねなんて話してたんだけど、なんて事はない、途中からバーカウンター脇で僕のライブに参加していました。さすが大阪。ムーちゃんのお店最高でした。みんなも飲みにいってね。いい音楽とお酒、ムーちゃんのキャラも最高です。ライブ後は大阪のサーファー、Jと飲みあかした。J、いい車乗ってんじゃん、今度エンブレム頂戴ね。(すいません、この意味は僕とJにしかわかりません)そのまま数時間寝たら広島に移動してまみさんのお店、フライングキッズへ向かう。こちらもみんな大盛り上がりで本当にありがとう。温かな時間だったな。フライングキッズは2回目だけどやはりまみさんのパワーが音楽好きをみんな引き寄せてすばらしい空間になっているんだね。まみさん、ありがとう。お世話になりました。またゲストで参加してくれたレイチェルとの出会いも素敵でした。必ずまた一緒に演奏しようね。ライブ後は結構飲んだ後、お好み焼きを食べたいと、僕もだいぶいい感じにわがままになっちゃって、まみさんたちと深夜からお好み焼きスタートです。いい夜だったな。それでまた数時間寝たら今度は福岡に移動です。シンガーソングライターの浦田くんと赤尾くんが古材の森でセッティングもして待っていてくれました。古材の森はすごく旧くに建てられたすばらしい日本家屋をそのままアトリエやレストランにしているところ。庭も奇麗でとにかく建物もどっしりと豪華でした。ここでは二人の後に僕が演奏したんだけど、みんな本当に盛り上がってくれてとにかく嬉しかったな。CDも沢山買っていただきました。糸島のみなさん、また必ず弾きに行きますね。終わった後のみなさんのたくさんの感想こころに響いています。そして浦田くんは木工のアーティストとしても活躍しています。作品を見せてもらいに工房へ。うーんすごい、楽器も車もマニアックにこだわる僕としても、浦田くんの工房にはびっくり、というかいいなぁを連発。あー僕も工房欲しい。楽器も思う存分改造してみたいし、車だってエンジン降ろすクレーンとか欲しいなぁ。それに庭をガーデニングするのにユンボも欲しい。マイユンボで思う存分庭を掘ったり、傾斜をつけたりしてみたいのです。マイユンボ欲しいっていうととにかくほとんどの人からは白い目で見られるけどね。当たり前か。でもいくら位で買えるんだろう?誰か家に余ってる人いないかなぁ?
            あ、話がまた脱線しました。とにかく浦田くん、赤尾くんありがとう。そしてゲストで来てくれたカツヒロくんや久しぶりの再会、ギターのペペくんにもサンクス。福岡を後にして一路熊本へ。凛屋までは唐津の和尚さんが運転を買って出てくれました。和尚さんといろいろな話で盛り上がっていたらあっという間の2時間半でした。和尚さんありがとう。凛屋は来るのは2度目だけど、ライブをさせて頂くのは初めてです。この雰囲気大好きなんだよなぁ。自由でさぁ。そしてちかこさんの笑顔でしょ。ライブも盛り上がってそのまま飲み会に突入。書家の太山さんも乱入してだいぶ騒ぎました。僕も『音楽根性』とありがたい書をいただきました。そのまま太山さんとバトルステージの林田さん、ちかこさんたちと熊本ディープナイトへ突入するのでした。グルグルや辛し蓮根、馬刺など深夜にも関わらずテンション上げ上げなのですが、如何せんだいぶ酔っているので、林田さんほんとうにごめんなさい、あんなにうまいもんばっかり食べたはずなのに正直記憶は曖昧です。かたじけない。しかし写真にはしっかりうまいもんが写っていました。そして気づいたら凛屋の2階で寝てました。朝起きたらちかこさんが自分で作ったお米で朝ご飯を作ってくれて感激です。そして高速バスの乗り場まで送って頂きました。ちかこさんの車も最高なんだよね。デリボーイって僕も一時期狙っていたんだけど、この車はなぜか自由な雰囲気があるのです。その車でバス停までの短い時間だけど揺られて、別れ際に手を振るちかこさんを見送って、さあ鹿児島まで行ってみるかなって。フェリー乗り場までね。さぁ長くなったので続きは第二回にしたいと思います。屋久島には計6日間も滞在したんだけど、うーん早く話したいけど長くなるのでまたね。

            新天地にてTASOGARE-JOHNより

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              みなさん本当にご無沙汰してしまい、ブログ更新できないですいませんでした。実は新天地を求めて、長年暮らした愛すべき横浜を離れ、海辺に暮らすことにしました。海辺の黄昏HUNTERになりたい。とか言っちゃたりして。まぁ、海の側で暮らしたいから引っ越すなんてなかなかかっこいいけど、ミュージシャン仲間や友達、愛すべきバーやライブハウスが沢山ある横浜を離れるのはなかなか決心がつかない。それに横浜だって海があるじゃないかと言われるとそうなんだけど。でもさぁ、トム・ウェイツも言ってんじゃん。
              『俺が田舎に暮らすのはなんつうかさ、孤独が好きなんだなって。人と違ったペースとスタイルで生きることは恥ずかしいことじゃなくてむしろ魅力的な事なんだって。』まぁそうは言ってもね、本当に横浜で暮らした11年間は居心地がよかったので、その場所を離れ新天地へ行こうという決断にはやはり勇気がいったのですよ。でもさぁ、もともと僕は一人のフリーのミュージシャンとして風来坊気取りでやってきたし、心のどこかにスペースを持っていたいという願望は消すことができなかったんだ。そんなわけで海の側のひろーい場所にやってまいりました。一枚目は横浜の家から荷物を引っぱり出しているところ、おっと引っ越し部隊の盛り上げ隊長、おみごとさんはお話に夢中です。おっとごめん、この時はみんな休憩中ですね。おみちゃん午前中手伝ってくれてみんながペースに乗りはじめたら『YANCYくん俺、いくわ。』といって静岡に行ってしまいました。そして2枚目ここが新天地、『ひろいっしょ、ひろいっしょ。』とただ念押して繰り返すしかないただのひろーい場所です。でもここに居ると最高にリラックス。誰にも邪魔されません。だって人いないから。僕の愛車の折りたたみ自転車も一気に錆びてしまったけど、まっいいか、ゆっくり行こうぜ、相棒って感じで自転車に話しかけるくらいです。先日福岡に向かう飛行機のなかでスリランカの建築家、ジェフリー・バワの記事があってそれ以来、僕はバワとスリランカに夢中なのですが、この海の先にスリランカがあるんだなって思うともうなんだかうれしくてさぁ。『キャプテン・JOHN、面舵いっぱい、ただいまより本船はスリランカに向かう、アイアイアサー。』なんて独りでやっているわけです。そしてみんなも知ってると思うけど、僕はDIYチャンピオンなのであります。あっ、といっても自称ね。過去のブログでも紹介したけど、レスリーをぶったぎったり、棚をペンキで塗ったりなんてまだまだあまーい。そ、そんなもんじゃなーい。そうで巨大なおもちゃ、家や庭の改造です。海から帰るともう目が輝きっぱなしで、頭の中では構想が次々と。『うーやばい、これはやばい。』ピアニストではなく大工かガーデナーになっちゃうじゃん。どうしよう、とりあえず天井をぶち抜くのはこらえよう。それは時間がかかりすぎる。それでスタジオにする部屋の床と壁を改装。できあがりは下の写真。うーんもしかしてジョンって天才。さすがチャンピオンじゃんって自画自賛。つーかチャンピオンじゃねえだろって。しかしこんなことばっかりしていては新曲ができないので今はこの部屋に楽器や録音機材が入り録音ができるようになりつつあります。明後日からはソロツアーです。新天地ではどんどんイメージがわいてきます。そんな新曲も交えながら『SONGS FROM SUNNY SKY』や
              『TASOGARE-JOHN』そして僕の大好きなカヴァーまでたっぷりお届けしたいと思います。みんな楽しみに待っててね。SEE YOU SOON。キャプテンただいまより本船は大阪港に向かう。
               

              世代は続く

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                移動の日々が続く。静岡で演奏の後、翌日朝早く新幹線に飛び乗って福岡まで。椿屋四重奏の冬のツアー『熱視線』の初日。窓の外の景色を見ながら譜面を予習。鯛飯を食べたんだけどたいして美味しくなかったなぁ。あっ、ダジャレじゃないです。ライブもなかなかか好スタートで博多の夜はもつ鍋で。こちらは最高にうまかったなぁ。そして翌日広島に。ハワイで先々週に星のツアーのガイドさんが言っていた言葉がずっときになっているんだ。あと100年くらいで地球は住みにくくなって東京も海面下だそうだ。だから僕らは文明のもっとも高度に発達して快適な時期を過ごした最も幸せな世代なんだそうだ。その言葉が繰り返し繰り返し今も響いています。何ができるのかって言われればそれまでだけど。広島に着いてひとり原爆ドームを見に行った。わずかちょっと前までこんなことが起きていたんだ。確かに僕らは幸せな世代かもしれない。しかしなんとかして、一番能無しの世代であったと言われないようにしたい。次の世代のために。重い話だけどね。さあ、今日もライブがんばるよ。明日は岡山でKOTEZ&YANCYです。みんな遊びに来てね。

                road

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                   みなさん、本当にご無沙汰です。ごめんね、更新できなくて。4月からはじまった椿屋四重奏のツアー、全34本ももう後半です。いやいや日本中を走り抜くよね。バンドのツアーをロードっていうけど、こういうツアーこそまさにROAD。移動がすごく長い日もあるけど、アメリカに比べれば日本なんてせまいか。だって一日あれば何処だって行けるよね。なんて強気にもなれるくらいツアーはミュージシャンを鍛えてくれる。それにライブを見に来たみんなのいい顔をみて、とびっきりの美味しいものを食べて、飲み明かし、いろんな街の景色や路地や鮮やかな自然を突き抜けてツアー車はすすむ。そんな景色を楽しむために、僕はたまにメンバー車ではなく、機材車のバスに乗ったりするんだよ。一番前の席がお気に入り。やっぱりバス好きなのかなぁ?そのうちグレイハウンドバスでアメリカをバッグパック一個で走ってみたい。ケルアックみたいにさ。放浪のJAZZ詩人、僕の心のなかのアイドル。彼がみた郷愁や反骨精神、自由を唱い上げ、何かを生み出すことによって自分を捜していた頃のアメリカはもうないかもしれないけど、若い馬鹿げた青春の残像なんていわせない。今は日本も世界もとにかく夢がないじゃん。僕にもどうしたらいいかなんてわからないよ。でももっと自分はシンプルになりたいとだけ思う。もしくはそう自分に言いきかせたいのかもね。情報が多過ぎるよね。とにかく。だから僕はテレビを消して昔の作家の本を読む。情報の渦の中で思考力を奪われる前に小さく抵抗。とかいいながらネットサーフィンしちゃったりもするんだよね。まぁボチボチね。
                   でもさぁ、ツアーに長いことでてると、不思議と曲ができてくるんだよ。これは僕の旅に行く理由と全く同じだね。出かけると自分の家や普段の生活が恋しくなるんだよ。だから曲を書く。エリック・カズもそう言ってたっけ。『長いロードから帰ってきて、真っ先にすることは体を休めることではなくて、自分のピアノに向かって曲を書くことだ』って。いろんな思いがこみあげてくるんだってさ。まったく同感です。みんなにもそう遠くなく次のアルバムを届けられるってことかな?どうでしょうか?とにかく応援してくれるみんないつもありがとう。さぁ、ツアー後半戦もがんばります。椿屋ってさ、いいバンドだよね。彼らをみてるとこういうのがバンドなんだって思う。僕はずっと一人でやってきたミュージシャンだからちょっとバンドというものに憧れがある。もちろんそれをまとめる求心力は大変なエネルギーがいると思うけど。がんばれ中田裕二、でもついでに僕の写真さらに撮ってね。

                  寒い。暑い。厚い。寒い

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                    もう師走ですね。みんな元気にやってる?僕は元気です。沖のえらぶ島行ってきたよ。鹿児島で乗り換えて、小さなプロペラ機でね。なんかエンジンがかっこいくてさぁ、ジェットエンジンなんてダメダメ。プロペラの振動とエンジン音は乗り物好きな子供心をとらえてはなさないよ。いやぁワクワクしたな。プロペラばっかりみてたもんね。しまいになんかエンジンの鉄板のリベットが奇麗にならんでるのがさぁ、美しいなぁ〜なんて。これ以上いくと危険なので景色を観るようにしました。とにかく最高の旅だった。まずとにかくライブが素晴らしいライブになったんだ。朝崎さんも地元、奄美に近いということ、それになによりこの小さな島で、巨大なホールに立ち見が出る程に集まってくださった島のみなさん。そして先生の唄に涙を流し、笑い、最後はみんなで踊る。とにかく幸せな時間だった。演奏していても本当になにか大きな力やエネルギーに導かれるように感動的だった。そして不思議と頭がどんどんクリアーになっていってピアノと一体になっていくような感覚。不思議な体験でした。『えらぶの海』の映画も最高だった。こんなにも芸術的で先進的な映画が1960年に製作されていたなんて。みんな観た方がいいよ。汚れた東京では忘れ去られたものが絶対にある。なんて自分の見ているものが狭いんだろうって思えたよ。昔の人は自分の体力と知識だけでいろいろなものを手に入れ、シンプルに、そしておおらかに生きていたんだなぁって。そしてえらぶの景色は最高だった。海、奇麗でしょ、道も旅好きにはたまらないのです。そして人の温かさ。熱帯植物園に寄ったら、『昨日ピアノ弾いてた方でしょ?』ってバナナやシークワァーサーをいただいた。空港の可愛いお見送りもあって帰るのがちょっぴり寂しくなったよ。海では上半身裸で遊んでのに戻ったらこの寒さ。うーさぶいよー。でも心は温っかいのさ。さぁ、ライブ続くからがんばろうっと。

                    イスタンブールを歩け

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                      I'm home。みんなただいまです。東洋と西洋の出会う街から戻ったよ。イスタンブールは行くだけでも遠かったよ。モスクワに行って、そこで乗り換えに5時間も待って、モスクワから3時間、イスタンブールに着いたのが現地時間の深夜2時頃。日本をたってからおよそ20時間近くが過ぎてたんだ。ホテルのベッドに倒れ込んで眠る。アジアを旅する時のような気分の高揚するような、なにか冒険を望むような気持ちとはまた違った心持ちで夢の中へ。目が覚めたらどこへ行こうか?でも何も想像できないほど眠い。翌朝目が覚めたらびっくりするくらいお腹が減っていたのでホテルの朝食をがっついてからさあ、歩きだそう。まず街を知るには歩くのが一番。地図をみてホテルの場所を確認したら多少のお金と地図をもってとにかく街にでる。この辺は日本に居る時と変わらない。ただ夢中で歩くので気づくとすごい時間歩いていることになるんだ。タクシーとかで観光名所へ直行するのもいいのかもしれないけど、それだと街の位置関係や裏路地とかみれないじゃん。だから時間がかかっても歩くんだ。でもさぁ、自分の体が頼りなんてすごくシンプルでいいよ。疲れたら休むし、お腹が減ったら何か食べる。歩いて歩いて街の顔を知る。汚い路地を抜けたとたんに坂道の先に海が見えたりする。こういう瞬間のために歩いているんだと思えてくる。今回も街を歩いたのが一番楽しかったな。旧市街、新市街、上り坂に下り坂、バザールにオフィス街、海の見えるところ、排ガスをいっぱい吸わされたり、とにかく歩く、そして歩く。イスタンブールを十分あるいたら、次はバスや船に乗ろう。東洋と西洋の出会う街はいろんな表情をみせてくれた。歩き疲れてもこの夜景をみれれば満足だよ。そして旅はつづく。


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